【OnePlus 7T Proレビュー】ポップカメラで全面画面のすごいやつ

今使っているスマホはHuaweiのMate20Proなのだけど、米国の制裁によってHuaweiのスマホは既存の端末すらアップデートの対象から漏れるかもしれないらしく、いよいよHuaweiの端末でGoogleの使用が危ぶまれてきた。次の乗り換え先として散々検討し決断したのが【OnePlus 7T Pro】

2020年9月時点でのOnePlusの最新端末はOnePlus 8 Proで7Tはひとつ前の機種になるのだけどポップアップ式カメラ、ノッチなし全面画面など、面白い機能もあり性能面でもトップクラス。発売方1年経過し価格も落ちてきた。といったこともありイオシスにて購入したので初のスマホレビューに挑戦したいと思う。

OnePlus7TProの特徴

7TProは2019年の10月11日にOnePlusから発売されたスマホで、OnePlus 7 Proの後継機。

・SoC:snapdragon855plus
・nanoSIMx2のDSDS
・4085mAhのバッテリー
・6.67インチ、QHD、全面モニター
・4800万画素 のアウトカメラ
・1600万画素ポップアップ式インカメラ

特徴をざっと上げたけど、めっちゃ強そう。

必要十分なスペックと落ち着いてきた価格

今でこそAndroidの最上に君臨するCPUはsnapdragon865だけど、そのひとつ下snapdragon855plusを搭載。もちろん最上位じゃないってだけで、今も現役バリバリのハイスペックCPU。OnePlus最高スペックOnePlus8Proの登場もあってイオシスでは新古品6万程度と価格が落ち着いたのも購入を決定した理由だ。

有機ELの美しいパネルやディスプレイ内に搭載された指紋認証。わずか30分で0から70%まで充電可能なwarpchargeと一般人はもちろんガジェット好きもニンマリの性能。とにかくハイスペックであることは間違いないのだけど、OnePlus7TProの最大の特徴はカメラだと思う。

ポップアップ式インカメラでベゼルレス

OnePlus7TProは4800万画素のアウトカメラを搭載していて気軽にバチバチの写真を撮ることが可能。

驚くべきは1600万画素のインカメラでなんと、飛び出る。写真を撮らないときはスマホ本体にしまわれていて、自撮りをするとニョキっと出てくる仕様。高画質なことに変わりはないのだけど、他のハイエンドスマホより格段に画質が良くなるかと言われるとそうでもない。

ポップアップ式インカメラのおかげで最大の恩恵を得ているのはむしろ画面で、ノッチが無くほぼ全画面で動画や写真が楽しめるのがこの機種の特徴なのだと思っている。

OnePlus7TProの外観とデザイン

ここからはOnePlus7TProの外観とデザインをレビュー。

OnePlus7TProの外箱、付属品

初めてOnePlusのスマホを購入したけど、箱が真っ赤で中国語。なんか怖い。

中古扱いの未使用品を購入した。通電確認だけど本当に使用していないみたい。

付属品は純正のクリアケース、SIMピンと充電器。Warp Charge 30Tというものでわずか30分で0から70%まで充電してくれる。このほかにも説明書やOnePlusのシールが付属していた。新品なら画面フィルムもついてくるけど、イオシスの未使用品はめちゃくちゃ綺麗に本体に貼ってあった。中華スマホに慣れたから当たり前にように感じるけどiPhoneにはフィルムもケースも付いていないので改めて凄いぞ。中国。

OnePlus7TProの本体はハイレベルな加工

ヘイズブルーはとても鮮やかな着色。指紋がべったり着くようなピカピカ仕様ではなく、サラサラ加工がされていて初めシールが貼ってあるのかと思うほどだった。個人的にはこの背面の加工がマジでポイント高い。

インカメラが埋め込まれているため、6.67インチの大画面を思う存分楽しめる全面液晶。ディスプレイ上で指紋認証を行える画面内指紋認対応。

4800万画素のメインカメラ。800万画素望遠。1600万画素超広角をカバーできる3眼カメラ。出っ張りも2mm程度と最低限に抑えられている。

下部はSIMトレイとスピーカーもちろん充電の穴もこの位置にある。OnePlus7TProはデュアルSIM仕様で通信用の格安シムと通話用の格安SIMを入れることができる。

上部にはポップアップ式のカメラが内蔵されている。自撮りするときだけココからニョキっとカメラが出てくる。

持って左面は音量コントロールボタンのみ。

持って右面は電源ボタンとスライド式のボタン。音アリ。バイブのみ。サイレント。の三種類をボタンスライドで操作する。

OnePlus7TProのスペック性能をレビュー

OnePlus7TProのスペック性能を表やベンチマーク計測した結果は下記!

OnePlus7TProのスペック表

ディスプレイ6.67インチ
解像度QHD+(3120×1440ドット)
CPUSnapdragon 855Plus
メモリ8GB、12GB (LPDDR4X)
ストレージ256GB (UFS 3.0 2-LANE)
背面カメラ4800万画素 3眼
前面カメラ1600万画素 ポップアップ式
バッテリー容量/急速充電4085mAh、Warp Charge 30T ファーストチャージ(5V/6A)
ワイヤレス充電×
セキュリティ指紋認証(ディスプレイ内に設置) 顔認証
防水△(防滴)
デュアルSIM
重量(実寸)207.5g

スナドラ865Plusに最低8Gのメモリ。ストレージも256GBと過不足なくハイスペックな仕様。しいて言うなら防水とワイヤレス充電非対応がウィークポイント。できれば欲しかった。

OnePlus7TProのベンチマークスコア

Antutu Benchmarkの測定結果は上記。
上位3割に食い込む高スペックな仕様で、快適動作は約束されたようなもの。実際ゲームやブラウジング、アプリ切り替えもスムーズに行えるし今のところ不満がないのに、上にまだ3割いることが驚きだ・・・。

OnePlus7TProのスペックまとめ

CPUはSnapdragon 855Plus 、メモリも8GB、12GBと何をするにも快適な動作性を兼ね備えている。ポップアップ式のインカメラの採用があってか防水仕様でないのが気になるけどおかげで、6.67インチのQHDモニターで思う存分動画やゲームを楽しむことができる。ホント口うるさいようだけどほぼ全面画面は僕的に評価高い!没入感がすごい。

簡単操作でハイレベルな撮影可能なカメラ

OnePlus7TProのカメラはプロモードで細かい設定を~なんてしなくてもハイレベル、SNS映えな写真が簡単に撮れる。

4800万画素 F1.6 電子&光学式手ブレ補正のメインカメラ
800万画素F2.4 光学式手ブレ補正の望遠カメラ
1600万画素117° 17mm F2.2の超広角

こちらは作例が取れ次第、アップロードしようと思う。

OnePlus7TProの懸念点

もちろん現状で頂点ではない理由もある。

対抗馬OnePlus8Proととても迷ったのだけど、7Proの思い当たる懸念は下記。

・ワイヤレス充電非搭載
・防水ではない(防滴仕様)
・バッテリー4085mAhとやや控えめ

上を見ればSoCはもっと性能が高いものがあったりときりがないのだけど、中でもワイヤレス充電と、防水はできれば欲しかったところ。OnePlus7Tの懸念点をすべて解決してくれるのがProOnePlus8Proでイオシスでの価格差はおおよそ2万円だった。ただしOnePlus8Proはパンチホールのインカメラでもあるし、この2万円という金額差をどう見るかは自分次第。あといつもやっていたスマホゲームが重いのだけど、これはAndroid10だからなのだろうか・・・。

OnePlus7TProの対応バンド

海外スマホなのでバンドも気になるところだけど、ドコモ回線バンド1、3、19、au回線バンド1、8、ソフトバンク回線バンド1、8に対応しており快適なLTEの利用ができる。

僕も実際ドコモ系SIMとソフトバンク系SIMの2本差し状態で利用しているが、何の問題もなく利用できている。楽!

warpchargeがえぐい

warpcharge専用のモーション、エフェクトがカッコ良い。

OnePlus7TProはWarp Charge 30Tを搭載していて20分で最大50%超高速な充電が可能。

他の端末にもすばやくバッテリーを充電する技術はあるのだけど、Warp Charge 30Tはスマホが過熱しすぎないように制御してる。急速充電っていわばもろ刃の剣のようでバッテリーに対しては良いことではない。けれど、OnePlusはバッテリーを傷めず、高速な充電を可能にしているので過熱を心配することなく、スマホの充電中にゲームをプレイしたり、ビデオを視聴したりできる。マジですごい。

指紋認証が爆速

ディスプレイ内指紋認証を備えた機種も増えてきていてMate20Proですげー。ってなったのだけど、OnePlus7TProはさらに上を行った。Mate20Proは画面にぎゅっ指を押し当てるような感覚でロック解除を行っていたのに対し、OnePlus7Tproはスッと指をあてるだけで認証してくれる。

あまりの速さにシャッターが追いつかず、取り残された指の写真も置いておく。

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