一日中 PCに向かい作業をしたり、日々のストレスを抱えたりすると思うように寝付けなかった、などの経験がみなさんはないでしょうか。
今日は書籍「スタンフォード式最高の睡眠」を読み僕自身が実際体験して睡眠の質が上がったり、寝やすくなったと感じたあるひとつの方法を紹介したいと思います。
入浴のタイミングを変える
結論から言うと【寝る90分前に入浴からあがる】
これだけで睡眠の質が上がります!
普段12時に寝ている人は10時30分くらいにお風呂から上がる。こんな感じですね。
深部体温と皮膚温度の関係
人間は体の中の温度(深部体温)と皮膚表面の温度(皮膚温度)がそれぞれ独立で存在していて通常、体内の温度のほうが2度ほど高くなっています。
睡眠のスイッチを入れるにはこの温度差を縮めることが睡眠の質を上げるには効果的と言われています。
入浴により温度差を縮める
40度ほどの湯船に10~15分ほど浸かると体内の温度は0.5度上昇します。
その後、体内の温度は90分かけて下がり続けます。下がり続けた結果、体内の温度が皮膚温度により近づく訳です。この温度の上げ下げ、体内と皮膚温度の差を縮めることで入眠をスムーズにしてくれます。
シャワーでも応用可能!
ちなみに湯船に入る時間がない人はシャワーだけでも応用がききます。シャワーのみの場合、体内温度が短時間で下がるため早めに済ませることができますようですね。
僕の体感だと40~50分。おおよそ入浴したときの半分の時間で「なんだか眠くなってきたなぁ」と感じました。
睡眠の質をあげて健康な暮らしを!
睡眠は生きていく中で切っても切り離せない重要なポイントです。
普段睡眠をとる時間から逆算して入浴をするという簡単な方法で寝付きやすくなりますので、日々の仕事など忙しい方や睡眠の質を上げたい方で普段帰宅後、すぐにお風呂を済ましている方や入浴の時間なんて気にしたことない!って方がいたら一度試してみるいいかもしれません。