カラダを鍛えて憧れの肉体を目指しましょう。といった健康に関するテーマがメディアでもピックアップされることが多くなりましたね。芸能人やモデルのSNSをみて「私もあんな体になりたい!」と思った方。近くのスポーツジムのホームページをみて「これなら通えるかも!」。と思った方も少なくはないでしょう。
でもちょっとまって。本当にスポーツジムに契約すれば、憧れの体を手に入れることができるでしょうか?今回は僕が3年間で3店舗のスポーツジムに通って逆に見えてきた【デメリット】【注意点】のみにフォーカスした内容を伝えたいと思います。
デメリット
僕が通ってく中で感じたデメリットを大きく分けて3つのポイントで説明します。
デメリットその1【費用】
まず、これは誰もがスポーツジムに通いになる際、1番に検討するポイントですよね。こちらも1つ1つ紐解いていきます。
月額料金
多くのスポーツジムでは月の定額料金を払って施設が利用できる仕組みになっています。料金形態も様々で【平日のみ】【休日のみ】【学生のみ】など自分に適した料金プランから選べるようになっています。今回は施設が開いている時間でいつでも利用可能なプランで料金の目安をあげていきます。
S社【月額12187円】
T社【月額10584円】
J社【月額8299】
僕が通っていた3社のスポーツジムではこのような月額料金でした。この他にも入会金無料キャンペーンがない月に入会すると初回のみ入会金、登録事務手数料等合わせて5000円ほど初回にかかることが多かったです。
改めて見ると相当なお金がかかっていますね。
付帯費用
実は上記の月額。施設を使える料金ってだけであって水素水などの給水器、シャワーを浴びた際のタオルのレンタル、自分専用のロッカー(シューズロッカー)の月額費などが別に存在しています。一般的な月額目安として
水素水飲み放題【1000円】
レンタルタオル【1500円】
契約ロッカー【1000円】
上記が別途でかかってきます。
これはあくまで任意なので必要ないと言えばかからない費用ですが、水素水などの給水はどうしても必要な場面が多いので1000円ほどの上乗せは覚悟したほうが無難です。
僕はタオルとシューズは毎回カバンに詰めて行き来していたのでその分は節約できました。
用具一式
スポーツジムではスポーツウェアで運動することが前提となっています。他にも館内ではスポーツシューズの着用が義務付けられています。当たり前ですが、外を歩いてたスニーカーでそのまま筋トレ!って訳にはいきません。こちらもおおよそですが、上下のスポーツウェアで5000円、スポーツシューズで5000円は低く見積もってもかかります。2日連続で行きたいなら洗濯をしていると思うので予備にもう1式ウェアは欲しいところですね。
主な費用として以上ですが、他にも水素水などを使わなければ毎回スポーツドリンクで150円、せっかく鍛えたのだからプロテインで効果をあげ、さらに突き詰める人はサプリメント・・・。など揃え出していたらキリがないほど出費が、かさんでいきます。
本当に0からスタートの場合実際に器具を使ってトレーニングできるまでに【20,000~30,000円】ほどの出費はかかると思っておいたほうがいいです。
デメリットその2【感染リスク】
2020年猛威を振るっているコロナウイルス。スポーツジム経由での感染も確認せれ多くのジムが休業を余儀なくされました。
入会者には月会費の返金や無料期間の提供などさまざまな施策でどうにか退会を止めるように努力しているのも伺えました。
入場時の消毒、検温、器具のクリーニングなど徹底して行っていますが、今後ずっと使っていくにはあまりにもリスクが高いといえるでしょう。感染リスクはもちろんあまりにも過敏になりすぎ、人が使った器具でトレーニングに集中できないことも大きなデメリットとなります。2020年はスポーツジムにとっても大きな節目となっているようです。
デメリットその3【対人】
スポーツジムに行けばスタッフや他のお客さんなど人と接することが、まぁまぁあります。ジムで運動したいだけなのに無駄な会話や世間話をしたくない人にはやや憂鬱に感じるかもしれません。以下が主なコミュニケーションのタイミングです。
スタッフ(トレーナー)
スポーツジム入会の際には必ずといっていいほど、「館内、器具説明」や「指導」といった形でスタッフの方と接することがあります。館内説明は施設を使う上でしょうがないとして、「あなたに適した運動のプランを一緒に考えましょう」と余計な時間を割かれる場合があります。まれに専門知識の乏しいアルバイトの方までこの「指導」をおこなってくることもありますので見極めつつ留意すべき点として覚えておいたほうが良いでしょう。
他のお客さん
僕の場合頻繁にはありませんでしたが、一人でトレーニングをおこなっていると他のお客さんに「これどうやってつかうの?」とか「今日は○○ですね」みたいな話をかけられることも少なからずありました。「お疲れ様!」とか「こんにちは!」など短いあいさつなら気持ちのいいものですが、いきなり話しかけられて集中力が切れたりして困ることもありました。
スポーツジムに何を求めるか。これによってここのコミュニケーションもデメリットになる。と言えるかもしれません。
デメリットその4【やりたいことができない】
例えばサラリーマンの方で仕事終わりにジムによる予定だ。とか休日の土日に体を鍛えよう。なんて考えている方は注意が必要です。周りのサラリーマンも同じこと考えています。
使いたい器具が使えない
体を鍛える際に効果的な器具やマシンはどうしても人気があり主要な時間帯は混雑します。人気がある器具ですと、時間割シートなんかもあったりして、12時~13時〇〇さん→13時15分~14時15分まで〇〇さんといった具合に順番待ちになる可能性があります。
ある程度自分のルーティーンが定まり、今日は胸を鍛えるぞ!といきこんで来たもののやりたかマシンを次に使えるのは2時間後・・・。これ実際に経験があってモチベーションだだ下がりになったりもしました。
僕が通っていたジムは大きすぎず、かといって小さすぎるジムではなかったのでこの問題もどんなスポーツジムにも起こりうるデメリットとしてあげられます。
人目が気になる
これは自意識の問題かとも思いますが、スポーツジムって思ってるよりマッチョがいます。笑
彼らは凄まじいもので、ものすごい重量のバーベルを上げたりしています。ジムに通い始めたばかりの人はその後に軽い重量の器具でトレーニングしたりするとやっぱり「あんなトレーニングでなにへばってんだ」なんて有りもしない心の声が聞こえたりします。
僕は基本的には人は人、自分は自分で考えているので途中から無くなりましたが、少なからず、周りからどう見られているのか。を気にして集中することが少し難しくなる人も少なくはないでしょう。
まとめ【自分に合ったトレーニングの場を】
これまでの説明のようにスポーツジムには多くのデメリットが存在します。
僕は3年ほどスポーツジムの利用を通じて「月額を払っているのに使いたい器具が使いたいときに使えない」とストレスを感じることが1番の悩みでした。
ただ逆を返せば「せっかくお金をかけているのだからしっかり通おう」「ジムでの出会いを大切に切磋琢磨しよう」「人に見られている気がするからもっと頑張ってみよう」など原動力になりモチベーションが上る人もいます。
健康のため体を動かすことは本当に良いことだと思いますし、体だけでなく心も鍛えられます。いい事づくしです。ですがこれらの【デメリット】とも言える箇所を周知した上で自分に合った体の鍛え方。運動の場所を考え直してもいいかもしれません。
ちなみに僕は効果的な鍛え方や自分に合ったトレーニングの方法の結論として【家トレーニング+ジム】に行き着きました。その話もまたどこかのタイミングで紹介したいと思います。